2009年11月17日

目標は何

事業仕分けでの「第二位では駄目なのか」という、日本のスーパーコンピューター開発見直し。で、一方で世界のスーパーコンピューターは、こんな風にどんどん発達している。勿論、常に何でも一位じゃなきゃ駄目と言うことは無いけれど、技術立国とか人材資源を重視するならば、やはりツールとしてIT関連技術は必要なもの。日本最速の地球シミュレーターが31位というのは、何か嘘みたい。

例えば日本はは気象衛星のデータを近隣諸国に配信したりしていますが、その処理には大規模なシミュレーションが必要なわけで、そう言う意味では日本だけの利益ではなく、日本以外にもメリットのある事だと思います。まぁ、いろいろな場所にお金が必要で、ITだけが聖域ではないけれど、 ただ常に世界で最高のものを目指すという、日本製品の高品質・高機能を支えてきた動機が否定されたみたいで、あの仕分け作業のシーンは理系人間としてはちょっと不愉快でしたね。

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