2009年1月11日

CES2009

Las Vegasで開催されているCES2009関連に記事があちこちで見られるんですが、毎年話題になる薄型ディスプレー関連で、「磁石でくっつく液晶モニター(ビクター)」というのがちょっと面白いそう。5Kgだから、「軽い」という印象は無いけれど、ちょっと強力な磁石を使えば保持できる重さかな。ただ、少なくとも電源コードは出す必要があるし、ビデオ信号ももしかしたらケーブル接続かも知れない。となると、壁に張り付くというメリットもちょっと減退だと思うんですよね。映像・音声はワイヤレスで送る技術もあるので、これは何とか解決するとしても、電源の問題はまだしばらく残りますよね。これを解決しないと、どれだけ軽く作りどこにでも設置できるようにしてもやはり移動範囲が電源ケーブルの長さとコンセントの位置に縛られるから、「自由度」という点では制限が残るし。 照明設備に、壁とか天井にレールみたいな物を設置して、そこに電気が流れていて、照明器具を自由な位置に固定できる物がありますが、あんな感じで自由に電源確保できる設備がこれからの住宅には必要かも。私の部屋は、作るときにPCルームにすることを想定していたので、部屋の四隅に4口ずつ16口のコンセントを付けて貰ったんですが、それでも棚を置いたりテーブルを置いたりしていると、半分も使えないんですよね。仕事の時には適当にテーブルタップで引き出せばいいけれど、日々生活している場にああいった物が転がるというのは、安全性の面でも不安ですし。デジタル機器はどんどん進んでいるけれど、もう少し電源確保に関しても何かアイデアを出さないと、デジタル機器は新しいけれど使い方は昔のままなんていうちぐはぐな場面が生まれそうです。

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