2008年11月22日

メディアの衰退

朝日新聞が初めて赤字に転落という記事。そう言えば、少し前にも日本テレビとテレビ東京が30何年ぶりに赤字になったというニュースがあったけど、メディア企業って結構儲かってたのね。特にテレビ東京って、こういっては失礼だけど、東京12チャンネルの頃から経営は黒字だったんだぁ、あれだけ視聴率が取れなくても。 自分自身、テレビって最近は余り見なくなりましたからね。特にドラマ系は全く観なくなりました。理由はいろいろあるけれど、一つは自分の生活時間帯に面白い・興味のある番組が無いから、その時には観ない。観たいときには基本的に録画して後から観るけれど、その手間を掛けても良いと思うときしか録画しないから、結局は視聴対象の番組がどんどん限定されていく、と。逆に、いまはケーブルTVのCNNとかDiscoveryとか、そっち関係のほうが時間は延びてるんじゃないかなぁ。テレビといえども、個人の嗜好がどんどん強くなるから、画一的な放送しかできない放送局や番組はどんどん淘汰されるだろうなぁ。 一方で、新聞とか雑誌メディアは、ちょっと限界かも。まず、インターネット上で「生の情報」に接することが出来るようになったから、各社の「意図」が見えるようになってきた事が最大の理由。昔は新聞に書かれたことはそのまま信じていたけれど、今はまず「疑って掛かる」情報になってしまった。限られた紙面・文字数という制約があるから、生の情報をそのまま掲載することは出来ないとは思うけれど、多分にその会社とか書き手(=記者)の主観が含まれた歪んだ情報だなぁと感じる事が多くなりましたね。多少、そのメディアの「特色」があるのはいいと思うけれど、なんか芸能雑誌がゴシップ度で勝負するように、何かセンセーショナルな傾向に、針小棒大事になりがちが記事が多いような気がしています。それが、メディアとして視聴者・読者から信頼感を失っていく最大の理由だろうなぁ。視聴者・読者だって馬鹿じゃないわけだし。

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