2008年7月15日

教科書

新学習指導要領解説書への「竹島」記述で、盛り上がってますねぇ(意味が違うってば)。彼の国は、米国産牛肉、金剛山銃撃事件と熱くなっている時だけに、一気に爆発するかと思ったんですが、正直結構冷静に対応しようとしている気がします。もちろん、例によって強い非難は出しているんですが、何となく何時もよりも迫力が無いような。先の洞爺湖サミットの時に、その旨伝えたということなので、韓国にとっては他の問題のガス抜きとして丁度良かったのかも。

外務省のHPにも、しっかり固有の領土と日本語英語で世界に向かって主張しているわけですから、それに対してクレームするならまだしも、指導要領の「解説書」に記載することに対してのクレームなんですから。以前から、韓国とか中国の教科書における日本に対しての記述の酷さは有名だったけど、正直「どの口が言うか」という気持ちはありますけどね。もっとも、記述する側にしても外務省見解からトーンダウンするような内容でいいのか、という疑問もあります。「配慮」と言うけれど、それって「竹島」と一度書かれれば彼の国の反応の度合いに違いはないわけだから、あまり意味があるとも思えないんだけど。まぁ、相手のガス抜きと思えば、ある程度トーンダウンする事も何となく理由として分かりますけどね。

ただ、旅行業界は困っちゃうかも。このまま反日が強まって、何年か前にあったような「日本人お断り」なんて張り紙がソウルのお店やタクシーに貼られると、この夏近場で一番人気の夏休みの韓国旅行キャンセルなんていうこともあるんじゃないか。逆に、韓国から日本への観光客は一気に増加したりして。観光よりは「独島万歳」をしに :-P 仕事での知り合いとか何人もいて、個人的にはいい人ばかりなんだけど、何で全体になるとああいったように一気にヒートアップするんだろう。国民性? ちょっと勘弁という気持ちに、いつもなっちゃいますね、こういう様子を見るたびに。

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