2014年8月16日

NRT-BOS-SFO-NRT (4) - フライトtoシカゴ

56番ゲートに行くと、周りが工事中なのか狭い場所に既に人が沢山集まっています。外に駐機している搭乗予定のB777-300ERを見ると、外はいつの間にか結構強い雨が降っているようで、荷物の積み込みや整備の人は大変そう。その為かどうか分かりませんが、16:40搭乗開始予定が10分程送れるというアナウンスが。

それでも、16:40頃からは、介助の必要な方から搭乗が始まり、AMCのDiamond会員、First Classと続いて、Business Class/☆GOLDと搭乗開始となります。私も早速久しぶりのANA機搭乗です。

座席はBコンパートメント一番前の5H。本当は窓から外が見える配置の席が良かったんですが、一つ後の6Kも反対側の5Aも開いておらず、ここに落ち着いた次第。でも、一日前に良くここが開いていたなと一寸感心したりして。ANAの場合、あまり指定する人はいないんでしょうか。

今回は荷物は全て機内持ち込みにしたので、キャリーバッグのPathfinderは頭上の荷物入れに入れて、パソコンや貴重品等を入れたショルダーバッグは前の荷物入れに入れました。UAも、荷物入れを作ってくれるとかなり使い勝手が良いんですが...

通路の反対側、5Fの席には同い年くらいの男性氏が遅れて搭乗してきたんですが、ANAの常連さんなのか、機内のスタッフに顔見知りがいるみたいで何人かと挨拶をしていたんですが、その後直ぐに座席をフラットにして横になってしまう。楽になりたい気持ちは分かるけれど、どうせ直ぐに離陸準備に入れば戻さなきゃいけないんだから、それくらい我慢すれば良いのに。

そんなこんなでドアクローズの時刻になってもまだ出発する気配は無く、暫くして「最終搭乗者の方を確認しています」というアナウンスが。乗り継ぎ便の関係なのか、免税品でも買ってウロウロしているのか様子は分からないけれど、結局ドアクローズされたのは30分位過ぎてから。その為か誘導路に出るのも遅れて、成田を飛び立ったのは出発予定時刻から一時間遅れの18:10過ぎになりました。その為、現地到着予定時刻も、元々の14:45から15:30と直ぐにアナウンスされたんですが、今回は乗り継ぎに4時間ある自分は「まぁ大丈夫でしょう」と余裕の状態。

で、今回はANA便なので食事を楽しみにしていたんですが、ちょっと残念な結果でした。まず食事前の飲み物で、いつものシャンパン/スパークリングワインか白ワインをお願いするんですが、今回は和食を選択する前提でメニューに載っていた大吟醸をお願いしました。でも、出てきたお酒は甘口で、ちょっと苦手な部類。さらに食事に関しても、なんか作ってからかなり時間が経過したような感じの見た目で、見たところで「残念」な印象を受けます。実際に食べてみたら、もっと残念な味だったんですが... お造りは、何か生臭い味がして残してしまうし、酒の肴になりそうな焼き物とか鴨肉のロースト等も、パサパサな感じで駄目。メインの食事も、ご飯を食べていたら乾燥してカチカチになったお米を噛んでしまい、これで一気に食欲が無くなりました。昔のANAの和食って、もっと美味しい気がしたんだけど... これなら、まだUAの方が慣れている分いいかも(をぃ)。余りお腹が空いていなかったこともあったけれど、殆ど手を付けない状態で終わりです。これなら洋食を選択して、パンを摘まみにワインでも飲んだろうが良かったかも。帰りのSFO-NRTではそうしようか、と。

寝る前にもう一杯ということで、以前からANA便では鬼門である「ジンリッキー」をお願いしてみました。注文を聞いた女性CAさんは「ジンリッキー、ですか」とちょっと怪訝そうな表情で戻って行ったので「あぁ、また駄目かな」と思ったら、暫くしてグラスと炭酸の缶を持ってきて「ジンのソーダー割でよろしいですよね」と。正確に言うと一寸違うんだけど、一応ライムも入っていたので良しとしました。ANAのiPadレシピ集にやっと入ったかな。あるいは、たまたま知っている人がいたんだろうか。まぁ、また帰りのフライトでも試してみるつもりです(笑)。

丁度眠気も出てきたので、座席をフラットにして寝ることに。ANAだと、下に広げるクッションみたいなものも提供されるんですが、これが逆に変にふかふかしていて寝心地が悪くなってしまいました。それでも到着の2時間位前まで何とかうつらうつらして、目が覚めたところを見計らってCAさんが二食目のオーダーを取りに来ます。こちらも和食にする予定だったのが、何となく食欲が無いので軽く食べられるだろう洋食にすることに。所が、これが結構こってりしたチーズのソースとか掛かっているもので失敗しました。これも、フルーツとパンを少し食べてお終い。なんか今回は食い合わせが悪いフライトになりました。

シカゴには45分遅れで到着。この後17:00迄に出発予定の乗り継ぎ便のある人は、税関を出たところのエージェントにコンタクトしてくれと何度かアナウンスされます。私は19:00少し前の予定なので、全く問題無し。機内から出て、まずは前回鬼門だった入国審査場に向かいます。(続く...)

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