2011年12月19日

国内修行フライト (2) - HND-OKA 一回目

海外に出てしまうと、どうしても発日、中日、着日と、一回の旅行に三日必要になりますが(二日にする方法もあるけれど、色々面倒)、それならその三日分で国内線で回った方が、肉体的に楽だろうし、スケジュールも分散して立てられるので楽です。問題なのは、どこに行くかで、基本的に羽田を基点に考えないといけないので、となると距離で一番稼げるのは沖縄(OKA)。でも、悩ましいのは、HND-OKAをEQM 150%クラスで往復しても984ml*3=2,952mlと、今回の残り6,999mlに対しては2回以上必要な状態。朝、羽田を出て、夕方戻るという日帰り旅程を考えると、それなりにダイヤも充実している大きな空港と言う制限もあるし。で、結局HND-OKAを二往復に、HND-FUKを一往復して6,999mlを超えることに。その一回目のHND-OKAに向かうB777-300。66番ゲートと、ちょっと遠いゲートなのが難点ですよね。
11月に行って今年2回目の沖縄。帰りの便までの時間は3時間ちょっと。空港から目的地への往復移動と、空港での待ち時間などを考えると、現地滞在は1時間ちょっと位。その時間潰しの場所として今回選んだのが、ゆいレール「おもろまち」にあるDFS。いゃ、どうせ殆ど国内料金で税金分しか安くならないから、買うつもりはないんだけど、それなりに大きそうだし、お茶するくらいでも良いかと行ってみました。

規模は予想よりも大きくてビックリ。ただ、品揃えはそれなりにあったけれど、自分の好みとはちょっと違う傾向だなという雰囲気。お値段も、本土価格(笑)よりは少し安くなっていた雰囲気だけど、本土は本土でもUS本土で買った方がやっぱり価格も品揃えも良いよねという最初からの結論に。
少し早めに空港に戻り、ANAのラウンジで時間潰しましょと思ったら、改装工事中。実は、事前にそのことはANAのサイトで確認済みでしたが、「11月14日から閉鎖」というのを、何故か「12月14日から」と勘違いしていたようです。仕方がないので、ゲート横のイスに座ってPCを弄っていたら、離陸していく機体の中に、こんな機体が。空港を共有している空自のC-1輸送機でしょうか。そういゃ、XC-2もそろそろ配備されるころだけど、そうなるとこのC-1も退役ですかねぇ。那覇空港は、タキシングしているときに陸自、海自、空自の基地前を通過しますが、個人的にはそれもちょっとした楽しみだったりして。
帰国便も、同じくB777だけれど-200タイプ。往路は3時間だけど、復路は2時間ちょっと、やはり追い風の影響は大きいですよね。ただ、ずっと海上をフライトしていくので、景色的にはそれ程面白いものはなし。でも、着陸直前には夕闇の中、房総半島北上してC滑走路に入るまでの光景は、国内線には慣れていない自分には新鮮でした。暗くなって見えなくなる前まで見えていた富士山は、やっぱり「一幅の絵」ですよねぇ。静岡県民として見慣れているはずの山だけど、見る方向が違うと、印象も違います。まずは、残り3旅程のうちの最初の一つが完了。(続く...)

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