C3ゲート前は、成田行きをまつ人で結構混雑しています。カウンターに行き、DMCを差し出しながら、"Bording Pass, please."と言うと、既に印刷済みの何枚かのカードをめくり、自分の名前を確認して渡してくれました。気になるシートアサインは"14F"。B772ですから、Businessの後の方だけど、一応通路側は確保できたようです。これで、ゆっくりと成田まで座っていけます。現金なもので、これで安心したので、直ぐにゲート手前のRCCまで戻り、取りあえず冷たい水を一杯。トイレを使って、一息ついたところで、そろそろ搭乗開始時刻になりましたから、再びゲート前に移動します。
場所が悪くて、機体全景を見ることは出来なかったけれど、少しだけ見える尾翼から、新生UAの新塗装機のようです。でも、外は「新塗装」でも、中は「旧シート」なんだよなぁ... まぁ、文句を言っても仕方ないですしね。優先搭乗が始まり、機内に入り、ウェルカムシャンペンを貰えば、後は食べて飲んで寝て行くだけです。
定刻通りに機体は出発。最初はちょっと揺れましたが、直ぐに何時ものようにドリンクサービスが始まり、この日は搭載していた白ワインを3種類(=3杯)飲んだところで、最初のミールサービスが始まりました。ところで、このワインで良い気持ちになっていたときに、ちょっとトラブルが。座席を少し後ろに倒してワインを飲んでいると、後から背中を蹴るような感覚が。後には、そこそこ体格の良い男性が座っているので、足を伸ばしているのかもしれないけれど、ちょっとしつこくグイグイ押してくるので、こっちも「邪魔だよ」と思いつつ手で押し返すと止まります。またちびちび飲んでいると、再びグイグイ。後の真ん中の席は若い女性が座っていて、楽しくお話しているようす。これが何度か続き、今度蹴ってきたら文句言わなきゃと思い出したときにふと気づいたんですが、旧シートのシートピッチはかなりあります。身長170cmの私が思いっきり背もたれを倒しても寝っ転がっても、前の席に足は届きません。ちらっと後ろを見ると、普通に座っている状態なので、これで前の席に足が届くとなると身長3m位必要になる計算。「あれっ? 何か違うぞ」と考え直して、周りを見渡して気がつきました。シートの自動マッサージ機能が、何故かスイッチが入っていて、これが動いたようです。ハンドレストに付いているスイッチを切ったら、それ以降はグイグイは無くなりました。あぁよかった、喧嘩売らなくて(笑)。そんなこともありつつ、食事のスタートです。
前菜は、小さなさらばボウルに生春巻きみたいなものと、量的寂しい内容。私にはしては珍しく、久しぶりにパンを貰って、それを摘みにワインを飲みました。生春巻きも、パクチーが入っていることを除けば自分的には合格点の味(笑)。付けるソースも美味しかったですし。メインはサーモンを選択。これも久しぶりに当たりでした。妙に焼きすぎることなく、外側はカリッとしていて中はふんわり。味付けが塩・こしょうに何かの香草風味だったけれど、パン用のバターを乗せて溶かしながら食べると結構いけました。これで醤油をちょっと垂らせれば完璧なんだけど(笑)。何時ものようにデザートはパスして、ナイトキャップにはバーボンではなくジンライムを貰い、良い気分で爆睡に。目が覚めたのは、到着4時間くらいまで、ここから少し仕事をして、到着前の食事を頂き、定刻よりも15分位早めに成田に着陸しました。でも、肝心のゲート゛か塞がっていて、誘導路で20分位待機 orz
まぁ、その後は何時ものように殆どパススルーで入国審査を抜け、でもチェックインしてあったスーツケースが出てくるのに少し時間がかかったのが残念。通関を通って外に出ると、そのままJAL-ABCのカウンターに行き、Amexを利用してスーツケースは自宅に宅配。ここで、NEXの出発時刻まで5分となり40分後の次のNEXまでまとうかどうか一瞬迷ったんですが、ダメ元で地下通路を通って改札までダッシュ。これが功を奏して3分前に券売機に到着し、まだチケット発売をしていたので急いで切符を購入。改札で、何やら切符が足りないと騒いでいる大きなスーツケースを抱えた団体さんの横をすり抜け、NEXに乗り込んだのがほぼ出発時刻。自分の座席を見つけて座って鞄を下ろしたところでドアが閉まり発車しました。
今回も大きなトラブル無く無事に帰国。唯一残念だったのは、折角大きなスーツケースを持って行ったのに、結局中身は半分くらい空いたまま、お土産なんかも買わずに戻ってきてしまったこと。それなら、もっと小さなスーツケースをレンタルすれば良かったと、帰国してから後悔しました。さて、今回のチケットは、NRT-SINが残っているので、これを使い切らないといけません。で、Singaporeに行きっぱなしと言うわけにも行かないので、そこから次の旅程を考えないといけないのだけれど、さていつ・どこに次は行くか... (完)
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