韓国で研究されているという、「音で発電」する技術ですけど、日本でもやってますよね、「(株)音力発電」で。韓国の例では、100デシベルで50mvですけど、音力発電の例だと、口の前で「あぁぁぁぁぁぁ」と声を出してLEDを複数個点灯させていたから、もっと効率が良いんじゃないか?音力発電の場合、すでに踏んで発電する床の実証実験とかやっていますし、ボタンを押したときに発電して動作するリモコンとかも作ってましたよね。
電子工作の経験がある人ならよく知っているけれど、マイクやスピーカーに向かって声を出して、その時に発電した電気でメーターを動かしたりする回路なんかはよく作ったもの。それとは比較にならないくらい効率が良いのかもしれないけれど、でもわざわざ記事で取り上げるほどの内容なんだろうか。
エコエネルギーという観点から言うと、例えば車の多く通る道路に振動発電機とバッテリーを設置して、通過する車の振動で標識とかの点灯をしたり、工場などでの工作機械の振動をまとめて発電するなんていうことも可能になるかもしれない。ただ、どうしても発電量は少ないから、そういう発電方法を実用化しようと思えば、そういう少ないエネルギーでも動作する素子や回路設計も並行して行わないといけないわけで、そういう物が登場してくると実は今の技術でも長時間利用可能とかできるわけで、結果的に元々の発電することよりは、省電力動作と言うことが重要なんだろうなと思います。
でも、音で実用的な発電が出来るようになると、世の中がちょっと(かなり?)騒々しくなりそうで、それはちょっと困りますね。それなら振動発電を実用化して貰って、みんなヒップホップを踊りながら歩くようになった方が... それも、年寄りにはきついかも(笑)。
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