2011年4月30日

HND-SIN-NRT (11) - 帰国便UA804

後は搭乗するだけとなり落ち着いたところで時計を確認すると、まだ結構余裕がありました。搭乗口近くで、いつもの儀式である搭乗機の写真を撮影し搭乗開始を待っていると、60歳代位と思われるアメリカ人(?)のご夫婦が私の座っている席横の窓際に荷物を置いて並んで立ちます。私と同じ飛行機好き?と思ったら、おもむろに二人で何やら手を動かし出してビックリ。私の斜め前なので、見るとも成しに見ていると、どうも二人で太極拳を始めたようです。

ゆっくりとした速度で、二人が糸で繋がっているように同じ動作をしています。太極拳にも色々あるのかもしれませんが、足の位置は殆ど動かさず、状態から上の動作を使っているような感じ。シンガポール滞在の長いご夫婦なんでしょうかね。毎朝、これが日課なんだろうなと感心しながら、見るともなしに見ていました。登場開始が少し遅れて、この二人の太極拳が終わって暫くするとGS/First/1Kから搭乗開始。
 いつもの見慣れた、UAの旧ビジネスクラスシート。往路ANAの、最新の狭いシートよりも、古くても慣れたシートの方が安心しますね(笑)。私の席は9Dでしたが、斜め前の8A/8Bには先ほどの太極拳ご夫婦が搭乗してきます。私の隣の9Eと斜め前の8E/8Fは空席だったので、このフライトは空いているのかなと思っていたら、後でトイレに行くときに覗いた後ろのCコンパートメントのビジネスは満席でビックリ。Y+へのアップグレードを搭乗前も飛行中もアナウンスしていたので、Y+からアップグレードされた人も多いんだろうか。

定刻よりも10分ほど早くドアクローズしたものの、そのまま10分位待機して+/-ゼロ。それでも成田到着予定は40分位早まりそうです。水平飛行になり、ドリンクサービスが始まり、私は朝から白ワインでよっぱぁ~モードに。で、いつもの暖めたナッツどころか、何もおつまみが来ない。「アジア便ってなかったっけ?」と思ってたんですが、後で食事が配布されたときに、オマケのようについていたプレッツェルの小袋って、実は配布忘れじゃないか? このフライトのサービスは、ちょっとちぐはぐでしたね。このドリンクサービスも、最初に飲み物を配っただけで終わり。食事中も配布の時に一回入れただけでお仕舞い。その割には、メニューにはミールの選択肢が三つ掲載されていて、蓮の葉で包んだ炒飯が美味しかったけれど、炒飯だけなので途中で飽きちゃいましたけど(笑)。到着前の軽食も、チキンハムとチーズのサンドイッチと、野菜のサンドイッチの二種類があったりして、内容はともかくとして種類だけは抱負になった印象のSIN-NRT線です。

途中揺れることも殆ど無く順調に飛行し、成田へは40分以上早く着陸したんですが、いつものようにB滑走路。この日は前の機体が無かったのか、途中殆ど止まることなく誘導路を結構な速度で移動していましたが、それでも延々とくねくねと移動するこの誘導路は何とかならないものかと小一時間。それでも、いつもよりは早く34スポットに到着し、三日ぶりに日本に戻ってきました。(続く...)

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