2011年2月10日

NRT-BOS-HNL (18) - 帰国の長い道 (5)

帰国便のフライト中、どうも細切れ睡眠で調子が良くありません。子供をあやしているので、止めてくれとも言えないし... 仕方がないので、再びトイレに行き今度はiPodのイヤホンをして寝ることに。まぁ、座席の振動は機体が揺れてもあるわけですし。で、再び暫く寝たでしょうか、突然足先を押されるような刺激があり、また目が覚めます。足下を見ると、大柄な男性CAがモニターの所で何かしています。どうも、隣の席のモニターが映らなくなって、それで何か話をしているようなんですね。内側の席のモニターなので、通路から身を乗り出して来るので、その時に目一杯伸ばしている私の席に、この男性CAの足が当たるというか、ガンガン来ます。

思わず"Please..."と言って気がついた様子だけど、普通言われる前に分かるだろう... 隣は、旦那さんと奥さんが席を交換して、奥さんは寝て休んでいる様子。代わりに、これまで休んでいた旦那さんが私の隣の席で子供をあやしながらモニターで映画とか見ているんですが... ちょっと五月蠅いし。時計を見ると、到着までもう3時間ちょっとなので、睡眠するのは諦めて、席を少し立ててうつらうつらして過ごすことにしました。暫くすると、到着前のリフレッシュメントサービスが始まり、モニターのエアショーに表示される到着予定時間等を見ると、どうもさらに早く成田には着きそうです。隣を見ると、再び席を入れ替わり、私の隣では奥さんが子供をあやしながら食事をしています。このご夫婦、このまま台湾へ行くのかな。二人で話をしている時も英語を使っていたので、三世とか四世の世代なんでしょうか。案外春節で帰省するのではなく、TDR辺りに観光に行くのかもしれないけれど(笑)。正直、最初に危惧した子供の泣き声で睡眠が邪魔されることはなかったけれど、それ以外の要因で細切れ睡眠になり、往路とは違った意味でちょっと厳しい復路のフライトになりました。

成田着陸は、B747なのでA滑走路かなと期待したけれど、結局B滑走路に着陸。こちら側って、第2ターミナルをかなりすぎてからタッチダウンするので、「あれ、いつ高度を下げるんだろうと?」といつもちょっとビクビクしてしまいます。あー、着陸失敗だ、なんて一瞬思ってしまう。で、誘導路に入りUターンしてターミナルに向かって走り始めたところ、次の飛行機が滑走路に着陸してきたんですが、これがエジプト航空の機体でビックリ。USに居るときから、エジプトの争乱で空港も機能せず600名近い日本人も出発できずにいて、救援機を飛ばそうかなんていう記事を読んでいたので、まさかそのエジプトからの飛行機が自分たちの後から到着するとは思いませんでした。どう言う経緯だったんだろうか、あの機体は。そんなことを考えながら、延々と長い誘導路をくねくねと走り、さらに第2ターミナルの横を抜けてA滑走路側に回り込んで第1ターミナルに向かいます。結局、この時は予定よりもさらに早い14:43にタッチダウン。しかし、そこから20分あまりタキシングにかかり、35番ゲートに着いたのは15:00丁度くらい。このB滑走路からの誘導路、本当に何とかなりませんかねぇ。私も、成田闘争をリアルタイムで見てきた世代なので、地元地主の人たちの気持ちも分かるけれど、そろそろ時間が解決しても言い頃なんじゃないだろうか。全部とは言わないけれど、まだ未完成の横風用滑走路横にある建物なんて、邪魔するだけの目的の建物だと思うし。

15:00にゲートを出て、入国審査は待ち人数0でパススルーで通過。荷物も手荷物だけなので、そのまま通関のブースに行くんですが、ここで係官が若い女性だったのでちょっとしつこく質問されたけれど、それでも1分もしないで終了。外にでたのが15:07頃でしょうか。ここから地下のNEXの券売機に向かい、15:15発の品川行きに間に合いました。結局、品川駅で接続予定だった新幹線も、もともとEX-ICで予約していた19:10よりも二時間早い17:10に変更。かなり早く帰宅出来ました。結構駆け足の旅行でしたけれど、今回もトラブル無く無事に戻ってくることがで巻きした。特に、出発直前と出発後には北米地域の寒波でかなりスケジュールが乱れたみたいですが、丁度私が居たときだけエアポケットのようにノーマルに戻ってくれて、本当に運が良かったなぁと。次はG.W.前かなと思うんですが、その時もトラブル無く旅行できるように祈っています。()

0 件のコメント:

コメントを投稿