2008年5月8日

NGO-BOS-ORD-SFO-NRT (9) - Back Bay

Bostonの二日目は前日以上の雨模様。今日の最大の目的は、Fenway Parkを見ること。この日はRed Soxのデーゲームが予定されていて、出来れば試合観戦をしたいところだが、何せプラチナチケットでSold Out。さらに、事前に天候とか見ると、かなり寒そうだったので観戦は諦めて、「球場だけでも見よう」と予定を変更。地図によると、ホテルからBoston Commonにまっすぐ行けるみたい。で、クラッシックな建物が並ぶ路地を抜けていくんですが、これが坂道なんですね。最初の上り坂は、雨で石畳が滑ったりしてちょっと大変。で、頂上を越えて下り坂になるとそれはそれで滑りやすいし。10分も歩けば、全貌にBoston Commonの緑が見えてきました。


公園に近づくと、なにやら黄色い歓声みたいな物が聞こえて騒がしい。家族連れみたいなグループが何組も公園の外周部に向かって歩いてくる。公園の中に入ると、テントが並んでいて"Registration"とか"Volunteer"とか"First Aid"みたいな看板も。バナーが何枚か貼ってあって、"Walk for Hungers"と書いてあります。飢餓救済のためのチャリティーイベントの様子。そぼ降る雨の中、殆どの子供や親御さんは傘も差さずに歩いているのは、日本の光景を見慣れていると不思議。雨具でもポンチョを被っていればいい方。私みたいに、傘を差している人は余り見かけません。でも、Bostonは雨が多いんでしょうか、私が知っているUSの街の中では一番良く傘を差している人をこの二日間で見ました。

このチャリティー集団が歩く道とは一方離れた所を歩いて、Boston Commonに併設されているPublic Gardenに。チューリップが綺麗。スワンボートもありましたが、流石にこの雨の天気では誰もいない。こういう公園がきちっと整備されているのは本当に素晴らしい。Public Gardenを抜けると、そこはBack Bay Area。昔の煉瓦積みの建物と並んで、最近のデザインのビルが違和感なく存在しているのはある意味不思議なんですが、どちらも「石造り」と思えば親和性はあるんだろうな。ここはブランド天国で、ブランドに疎い私でも知っている名前がぞろぞろ登場してきます。街路も整備されていて、これで天気が良ければ散歩するには最高の町並み何じゃないでしょうか。昔からそのままだと思われる歴史を感じさせる教会もあるし、どの部分を切り出しても、そのまま観光写真になりそうな光景ばかり。

途中から道を一つ奥に入り歩いていたら"BERKLEE COLLEGE OF MUSIC"の看板が。あの有名な「バークリー音楽学院」ってBostonだったっけ? もしそうなら、これまたちょっと感激。で、後で調べたら確かにBostonが所在地でした。N.Y.あたりかと勘違いしていたみたい。この石造りの重厚な建物は、多分本部か何かなんでしょうね。この手前に、体育館みたいな建物もあり、そこは何となく練習場とかの施設が入っているような雰囲気でした。歴史だけじゃなくて、こういう文化的な資産も多いんですね、Bostonは。そういえば、古い建物が並ぶ町並みには、JAZZが似合いそうな雰囲気もします。

バークリーの建物を過ぎると、左手に自然公園が広がり、この公園沿いにまた暫く歩いていくと、右手奥にガソリンスタンド越しにFenway Parkの看板が見えてきました。有名な球場なだけに、周りが公園にでもなっているのかと思っていたので、この唐突に現れた看板は意外。本当に球場だけがポッとある感じ。雰囲気的には、昔の川崎球場みたいです(笑)。位置的には東京ドームの前の後楽園球場みたいな感じかな、周りに遊園地はないけれど。この日はデーゲームが13:30からスタートの予定ですが、まだ10:00少し過ぎくらいですからスタジアムの周りも静かです。で、グルッと探索してみました。(続く...)

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