この日も午後遅くにQuincy Marketに戻ってきました。まあ、ホテルへの帰り道ということもあるので。相変わらず小雨交じりの天候で観光向きのシーズンではなかったのかもしれませんが、前日よりは雨の降り方も弱いので結構外も賑やかです。よく見ると、私同様ガイドブックとか地図を片手に回っている人が多く見られて、英語以外の言葉も頻繁に聞かれます。やはり、Bostonは観光地としては世界的に有名なんだと再認識した次第です。
三つ並ぶQuincy Marketの建物のうち、両側の建物(SouthとNorth)にはいろいろなお店が入っているんですが、有名どころのお店をみるとこの日先に寄ってきたCopley Marketのモールの方が充実しているし品揃えも揃っていますね。中央の建物でファーストフードを買って、それを食べながら見て回るのには良いかもしれません。それも、天気が良ければ、ですけど。一番奥にはアーチ型の建物があって、ここを抜けると直ぐ目の前にはハーバーが見えます。そこまで、さらに足を伸ばしてみました。
正面の船着き場からは、Bostonの空港行きの海上バスが発着しているみたい。でも、この寒空の中わざわざ海上移動したいとは思いませんが。右側の茶色い建物がMarriotte系列のホテルで、夜景は素晴らしそうです。左手には何層もヨットやクルーザーが並んでいて、Bostonはやはり港町だなと実感させます。何気に写真とか撮ってたら、知らない親子連れのお父さんが「ほら、あそこにBoston Tea Partyの時のコーヒーカップが見えるぞ」と目の前の海を指さします。確かに何か白い破片みたいな物が見えますが、「あの事件んて、ここだっけ?」。"I'm not sure."と適当に答えたら、笑って行ってしまいましたが、後で調べたら事件の場所って違う場所じゃん!
さて、そろそろホテルに戻ろうと再びCity Hallの前に戻ってくると、そこではなにやら集会が。はい、時節柄世界中が注目しているチベット問題に対してアピールする集会が開催されていました。関係者と思われる人達、在米チベット人と思われる人やUSの支持者と思われる人達が30人くらいでしょうか。後警護の警察官が5-6人。地元メディアらしき取材陣も何名か来ていました。どの程度の影響力があるのか分からないけれど、こんな遠い場所でもこういう行動がされているとちょっと感動。で、この場所を少し離れた所でお母さんと小学生くらいの子供2-3人がこの集会を見ていたんですが、お母さんが何か説明している言葉が中国語だったんですね。何か笑いながら説明していたけれど、何て話しを子供達にしていたんだろう。ちょっと気になりました。
City Hallの横には、J.F.K. Federation Buildingが建っています。米国大統領の名前を冠したビル位の認識だったんですが、写真を撮っているときにこんな石碑を発見。何と、世界で初めて電話が繋がった場所だと書いています。昔のベル研だったんだろうか。もしそうだとすると、先日のHarvardで偶然見たMark Iと同じくらい感動的な出会いでした。
Bostonは、古い歴史と現代の時間が上手く共存している良い街ですね。地下鉄も発達しているし、徒歩で回っても十分楽しめる街です。季候の良いときに、もう一度と言わず何度でも再訪してみたいと思う街になりました。うん、絶対また来よう、Bostonに。(続く...)
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