今日は朝一でアトランタを出発してサンフランシスコに移動します。東から西海岸への移動なので、時差の関係で午前中に到着します。その余裕を利用して、そのまま昔から行きたかった某所を訪問する予定です。今回アトランタを訪問地に選んだ理由の一つが、公共交通機関で空港とホテルや目的地に移動簡単な事。その滞在中の「足」となったのが、日本の地下鉄に似ているMARTAと呼ばれる電車です。空港からホテルまで一本で繋がっているので、そのまま30分程で移動できます。最初に戸惑ったのが切符の買い方。日本のような切符が出てくるのかと、自動販売機に向かったんですがよく分からない。暫く悩んで「これかな」と購入して出てきたのが、切符にしてはやけにでかい"Breeze"と印刷されたものでした。
これ、購入する時に乗車料金のUS $1.75に発行手数料でUS $0.50取られて、US $2.25支払います。「をぃをぃ、毎回US $0.50払うのかよ」とこの時は思ったんですが、この紙の切符、中にRFIDが入っていて、リチャージが可能です。90日の有効期間内なら、何回でもリチャージして切符として使用可能な、ある意味優れもの。日本にも簡易版のFeliCaカードがありますが、同じような技術なんでしょうね。滞在中何度かリチャージして使いましたが、今朝は最後の利用となります。MARTAは一回の乗車が距離に関係なく一律料金なので、US $1.75をリチャージして空港まで乗車しました。
ここで危うく大きな失敗をする所でした。UnitedのEasy Check-inを利用して、前日の夜にすでにこの日のフライトのボーディングチケットをホテルで印刷していました。預ける手荷物も無いので、後はセキュリティゲートを抜けてゲートに進むだけ。ところがアトランタの空港は初めての利用で、かつ全米でも最大規模の空港。さらに残念なことに、DELTAの本拠地でUAのHub空港でもありません。その為本来はUAのゲート近くからセキュリティに入れば良いもの、MARTAから降りて直ぐにあるゲートに並んでしまいました。
これがこの奥に並ぶDELTAのターミナルビル群に向かうゲートで、セキュリティを抜けたもののUAのゲートに行く方法が分かりません。取りあえずエレベーターを下ると、そこはターミナルビル間を接続する電車のホーム。登りのエスカレータを使うと再びセキュリティエリアの外に出るという表示。すでに登場開始予定時刻を過ぎており、どうしようか一瞬迷って取った行動が、今降りてきたエスカレーターの逆走(笑)。機内持ち込み手荷物をしっかりと保持して、下ってくるエスカレーターを思いっきりダッシュで駆け上り元のフロアーに戻りました(よい子は真似しないように)。エスカレーター降り口横に座っていたアフリカンアメリカンの女性が、"Oh my God!!!"とビックリ。「UAのゲートに行きたいんだけど」と聞くと「あんた、全然ちがうわよ、反対側よ」と言って「そこから上にあがって」と教えてくれました。
指さされた先にあるエレベーターを使い、一つ上のフロアーに上がるとそこが出発階。この日のアトランタ行きUA便の出発ゲート番号は"T15"でしたが、そちら方面を指示する矢印表示もあります。ここからは手荷物を抱えてダッシュ! 気分的にはもう出発時刻かと焦っていましたが、時計を見るとまだ15分くらいあり、この時にはトイレに立ち寄る余裕も生まれました。しかし、ターミナルビルの中央から一番端の出発ゲートまで走りましたが、成田の第一ターミナルの端から端まで走った感じでした。一時はどうなるかと思いましたが、何とか出発に間に合い、サンフランシスコ行きの飛行機に搭乗。そうそう、一つ驚いたのが機内アナウンス。US国内線ですから、普通なら英語でアナウンスがあってお仕舞いのはずが、このフライトでは続けて日本語のアナウンスがありました。それも結構流ちょうにしかも英語のアナウンスとほとんど同じ内容で。私がみた限りでは、そんなに日本人の乗客がいたような感じはなかったんですが、SFOからの日本便に接続するようなスケジュールなので日本人の利用度が高い路線なんでしょうか。いゃ、しかし驚きました。フライトは特に問題も無く、予定通りに最後の訪問地であるサンフランシスコに到着しました。(続く...)
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