まだ本格的に使い始めて時間は短いWindows 7ですが、これまでのXP(Vistaは使ったこと無いから-笑)と比べて、これはカイゼンされてるなと思うところを幾つか。
まず一番実感するのが、起動・終了の早さ。使っているのがThinkPad X200sで、高速化用のパッチみたいものを当てているということもあるし、まだインストール直後でゴミファイルがそんなに発生していないということもあるけれど、XPでリカバリー直後の比較的クリーンな状態と比較しても倍近く違う感じです。ただ一つ困ったのが、ハイバネーションに入るときになぜか画面が真っ暗な状態で、LEDアイコンだけが点滅する状態になったこと。これが正常なのかどうなのか不明だけど、XPの時にはプログレスバーが表示されていたので、攻めて何か作業中と言う意思表示はして欲しいところ。でないと、何らかの理由でハイバネーション状態に入れないのか、仕事中なのか、判断出来ませんからね。起動・終了だけでなく、通常の操作でもAeroを幾つかのオプションは外しているけれど、その状態でもXPの時よりも使用時のサクサク感はあります。
個別のファイルアクセス(読み込み・書き出し)も、体感的に早くなったことを感じます。自分の場合、数MB位の写真ファイルを読み込んだり、それを利用して数十MB位のPhotoshopのファイルを頻繁に読み書きしますが、そのスピードは以前よりは少なくなった印象。もっとも、以前はXP SP3の32bitで、システムメモリーも実質2GB位しか使えていなかったのに、現在は64bitに4GBメモリー空間が使えてますからね。逆に不満なのが、エクスプローラーでディレクトリーの内容を表示していて、それを名前順を変更日順とかに並べ替えるときに、妙に時間がかかること。例えば、撮影した写真ファイルは一つのフォルダーに2000枚位入っていますが、それを並べ替えるのにまるで外付けのUSB HDDにでもコピーしているような感じで結構時間が掛かります。XPの時には、一瞬とは言わないまでも、直ぐにファイルリストが更新されていたのに、なぜ? まだインデックスが生成されていないのかも知れないけれど、妙なところに時間が掛かるなと言うのが素直な気持ち。そう言う、一寸引っかかる部分はあるけれど、全体的に「軽く」なったのは事実でしょう。
あまり凝った使い方をしているわけではないので、「幾つか」と言いつつも「二つ」しか無いけれど(笑)、正直これまでWindows XPを使っていてVistaに移行しなかった・出来なかったユーザーでも、Windows 7ならシステムリソース的にも問題無いし、使用感も良いと思います。自分が一番心配していて、XP上で使っていたソフトの移行も、殆どがWindows の32bitアプリだったから問題無かったですし。DOSアプリや16bitアプリだと64bit環境では使えませんからね。それならWindows 7の32bit環境を使えばと言う話もありますが、正直また32bitにとどまっていては、さらに将来の移行の時に問題が出そうです。ここはやっぱり、そういう古いソフトは諦めるか、別のやり方を考えるかなりして、プラットフォームを64bit化するのが、実はWindows 7を使う最大の目的というか理由なんじゃないでしょうかね。(続く...)
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