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2026年5月27日

植物工場

昨日の夕方のローカルニュース@静岡朝日テレビの「とびっきり静岡」を視聴していたところ、静岡県は全国でもトップレベルで「植物工場」が多く存在しているという話でした。「植物工場」と聞くと、怪しげなLED照明が点った室内に、多数の棚が並んでいて多くの場合は水耕栽培で葉物野菜を生産している様子が頭に浮かびますが、画面に映し出された様子はまさにその通り。何か画期的な技術でもあるのかなとそのまま視聴を続けていましたが、そう言う話では無くて、植物工場を作るに当たって静岡県は色々有利な条件があるというような内容でした。

まずは静岡県は、東京(関東)と大阪(関西)の中間地点にあり大消費地が近いと言うメリット。名古屋も直ぐお隣ですから、そう言う意味では国内消費の半分以上くらいが近距離にあると言っても良いのでは。だから、静岡県からトラックで輸送すれば、数時間後には店頭に並ぶことも可能な環境は、やはり強いと言えそう。さらに言えば、こういう植物工場では衛生面を考慮して土耕栽培ではなく水耕栽培が殆どだと思いますが、県内の多くの場所で水資源が豊富というメリット。今回は三島の柿田川水系を利用して植物工場を紹介していましたが、東部は富士山の伏流水が豊富にあるから、最近のように雨不足になってもそんなに影響しないのかな。反対側の西部地方だと、天竜川水系の伏流水がやはり豊富にあり、こちらもよほどの渇水状態にならない限りは地下水はかなり豊富だと思います。三つ目は、冬場でも日照時間が多く安定した気候で、幾ら室内栽培と言ってもやはり外環境が安定していると暖房とか冷房とかコストを下げる事が出来ますからね。浜松市の冬の日照時間は、確か全国でもトップクラスだったと思いますが、天候にも恵まれているのは大きいんでしょうね。

少し前にお隣の磐田市でNTTが海老養殖をしている話題がありましたが、植物工場に適した条件・環境は、そのまま養殖業にも有利な条件と言えるでしょうね。どちらも、生き物を育てる訳ですから。水が豊富にあり、日照時間も期待出来て、しかも国内でも温暖な地域。あと、比較的平地も多いので、そういう設備も作りやすいんじゃ無いかな。さらに、県内には海側に東名高速道路、山側にに新東名が走っているから、その生産地から上(北側)か下(南側)にちょっと走れば直ぐに高速道路に乗れますからね。そこから、都内や名古屋に直ぐに輸送できるメリットは大きい。まぁ、愛知県も農業が盛んで、静岡県の直ぐ西の三河とか岡崎あたりは平地も広がっているから条件的には替わらないかも。ただ、水資源はやはり静岡県の方が有利なのかな。

色々トラブルがあって中々再稼働できない浜岡の原発が稼働していれば、電源供給も余裕が出来るでしょうね。水力発電は、佐久間ダムとかもあるから県内では結構余裕があるような気がするけれど、まぁ中部電力さんにはもう少し真剣に浜岡再稼働を優先して欲しいなぁ。あと、個人的には期待していないけれど、日照時間が長いから太陽光発電にも有利なはずで、上手くその発電した電気を蓄積できる方法があればより有利ですよね。海外なんかで時々聞く、重量物は持ち上げて位置エネルギーで蓄積するとか、個人的には太陽光発電で水を電気分解して水素を貯めるとか自動的に出来ないだろうか。静岡県というと、今回の様な農業もまた工業も盛んな土地柄という認識だから、その農業と工業を上手く融合した「総合農工業」みたいな分野が成立したら面白い気がします。

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