2011年10月17日

円周率計算

円周率の計算プログラムは、自分たちの時代だと大学での計算機実習等の授業の初期に出てくるサンプルプログラムの一つですけど、それも極めて小数点以下10兆桁まで計算すればギネスになるというのは、ちょっと畏敬の念すら感じますね。HDDが48TB必要とのことだけど、1TBが1兆バイトだから、今回計算した10兆桁の値を1Byte=1桁としても、値の保存だけで10TB必要なわけですよね。

円周率の中には、例えば同じ数字が連続した部分とか、番号が順番に並ぶ部分、さらには自分の誕生日の日付が必ず見つかるとか、面白い発見が幾つもあるみたいですが、実は10兆桁もあるとどこかで最初の「.141592...」が繰り返されている、なんていうことは... まぁ、ちゃんと確認するだろうな。

今度は20兆桁との事だけで、HDDの容量、発熱、かかる電気代、そして計算時間など、どのくらい掛かるんだろうか。これで、何か偉大な発明に繋がるとか、新しいビジネスになるとか、そういう可能性は凄く低いし、多分この実験者の近藤さんもそんなことは期待していないだろうけど、それでも拘ってさらに先を目指すというのが、いかにも理系っぽいというか、ちょっと嬉しくなります。

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